LoVAしよう!――【デッキ紹介・人獣:そのいち】吸血人獣
さて、いきなりですがデッキ紹介をしていきたいと思います。
最初のデッキはこちら!
(画像はLoVA デッキシミュレーターのものです)
最近流行りの、ステラとソエルにアカズキンを主軸とした吸血人獣デッキです!
野良で見かける人獣の方は、これと同じか似たものを使ってるのを見かけますねー。
ヤイバの枠はお好みで、アイズ・ラムザ・リース、あるいは他の使い魔と入れ替えてください。
・長所と特徴
このデッキの強いところは、火力と耐久性、継戦能力を兼ね備えているところ。
全体的にATKが高く、またアカズキンのアクティブは非常にダメージが高いので、柔らかい魔種などに当たるとアカズキンを打ちながら殴ってるだけでどんどん死滅していきます。
また、アカズキンとステラの相性もかなり良いです。
アカズキンはダメージ間隔・発動時間こそ短いものの、効果範囲はあまり広くないので、相手が普通に歩いているだけでも一発か二発しか当たらない……ということがあります。
しかし、ステラのアクティブからアカズキンを発動すると、アカズキンがほとんど当たる!ダメージがスゴイです!
アクティブによるバーストのダメージも非常に高いのですが、ATKやASも全員高めなので、そのまま殴り合いになっても大抵の相手は倒せます。
また、アカズキンとステラのHP吸収によって、殴れば殴るだけHPがモリモリ回復していくため「HP半分で敵と当たったはずが、戦闘が終わったら使い魔のHP全快してた」という経験も……。
更にさらに、ステラとソエルを一緒に使うことで、死滅寸前で踏ん張って生き残れます!
これは特にバーストの強い近接魔や、ハワード入りの殴り不死などから先手を撃たれた時などに有効に働いた覚えがありますね。
踏みとどまった状態からでも、アカズキンのアクティブを当てつつ敵と殴り合いになりさえすれば結構回復しますので、逆転のチャンスもあるでしょう。USがあれば尚更、です。
以上のものを纏めますと――
- 高威力のアクティブ
- 高い攻撃能力を持つステータス
- バインド効果のある強力な瞬間移動(ブリンク)
- 吸血による自己HP回復での継戦能力
- ステラソエルの無敵による耐久性・生存能力の高さ
――これらを合わせ持つのが、このデッキです!
・欠点や弱点
欠点は、アクティブの再使用時間(CD)が長いこと、AP消費量が多いところですね。
HP面での継戦能力は高いものの、AP回復手段を持っていないため「HPはMAXだけどAPが無い!」っていう状況に幾度か出くわすと思います。
また、先ほどのデッキですとパッシブでのMS上昇が初手のランディだけなため、普段の移動速度は高くありません。
ASもソエルのパッシブだけでしか上がらないので、武器で補助するか、アイズでAS/MSを補うなどの工夫も、相手の構成や自身のプレイスタイルによっては必要でしょう。
さて、弱点です。
このデッキが特に苦手とする相手は、「回復効果を低下させる使い魔」でしょう。現在であれば、アラケス、ゼロ、カリガリ博士、グロウベックの四体になりますね。
(画像は公式Wikiのものです)
これらの使い魔はアラケスを除けば、ノーマルやアリーナでも時々見かける使い魔だと思います。特に、ミシャクジが弱体化された影響からか闇ノ者や屍皇は増えているようなのでこれらと当たるのは注意が必要です。
闇ノ者や屍皇は前衛の影や遠距離から攻撃してきますので、それらが居るパーティとぶつかったら相手の後衛から倒すようにしましょう。後衛から撃破するのは人獣として基本の動きですが、特にアンチ構成は優先して撃破すべきです。
また、オニャンコ人獣のように高火力ながらダメージを無効化する使い魔と戦う時も気をつけましょう。
吸血人獣の耐久性はHP吸収によって支えられていますので、ダメージを与えられない=HP吸収が出来ない相手に対しては、一気に柔らかくなってしまいます。もし相手の無敵中に使い魔を一体でも落とされたらUSがない限り負けてしまうでしょう。
相手がオニャンコポンを使ったら距離を取り、CDに入ってるのを見計らって突撃する。もしくはアカズキンとソエルを残しておき、相手の無敵が切れてから一気にアクティブを叩き込むなど、少し立ち回りに気を払いましょう。
ソレ以外に苦手な相手として、ローゼンメイデンやモルボルなどの不死が居ます。
前者は持続ダメージのせいで、なんとかHP1で耐えても数秒後には落ちてしまいます。RESが高くないため直撃ダメージも結構痛いです。勿論、近づいて倒せさえすれば問題はありません。
後者は毒の持続ダメージに加えてブラインドを付与してきますので、人獣はとても辛いです。……まあ、人獣が不死を苦手とするのは、このデッキに限ったことではありませんけどネ。
・このデッキへの対策
ステラ入り吸血人獣デッキに対して効果的なのは、前述したように回復効果を低下させる使い魔や、相手の攻撃を封じる使い魔になります。
今の環境だと、ゼロエンプーサモルモーや、闇ノ者、屍皇などの構成が有効ですね。
ゼロエンモルならゼロさえしっかり当てられれば回復量で勝ちますので、じわじわと相手の体力を奪っていきましょう。
闇ノ者や屍皇は味方が交戦してるところにカリガリ博士・グロウベックを打ち込み、相手の回復を妨害しつつダメージを与えていきましょう。元々人獣自体は柔らかいので、HP吸収さえなければサクッと死滅しちゃいます。
相手の攻撃を封じる使い魔だと、ナイトメアやモルボルを入れれば人獣は一気に弱体化します。レディパールをしっかり当てられるならそれもアリかもしれません。
あとは、常に相手からの奇襲を警戒しましょう。
ステラは超真化してもアクティブの瞬間移動(ブリンク)距離は広くありません。フェンリルの未真化ほどです。大体、射程最長の杖と同じくらいですね。
(↑最長杖の攻撃範囲)
(↑ステラ未真化のアクティブ)
(↑ステラ超真化のアクティブ)
この距離なら、相手にMSの利さえなければ正面から突撃されることは少ない筈です。
とにかく、「後方から奇襲され、そのままアカズキンを当てられて使い魔が死滅した」……なんてことさえ回避すれば、あとは味方が揃ってから相手と当たる、逃げて体勢を整える、遠距離から削るなどが出来ます。
人獣プレイヤーはどのデッキであれ奇襲を中心に立ち回りますので、遠距離であればカトリーヌで予め敵の位置を察知したり、九尾で状態異常を無効化して逃げるなどして、相手の土俵で戦うことを避けましょう。
近距離であればオニャンコポンでアドバンテージを取ることや、不死で相手の攻撃を無力化するのも手です。
・まとめ
吸血人獣はHP吸収による高い継戦能力を持つ構成です。そのため、人獣や神族相手との殴り合いでは高火力と持続的なHP回復で優位に立てます。
しかし、その特性故に苦手とする相手は少なからずあります。
すべてのデッキに共通しますが……「どの相手とはぶつかれるか?」、「どの相手とは交戦を避けるべきか?」、「相手とぶつかる場合、どのタイミングで当たるか?」を確認し、状況を考えながら戦いましょう。
継戦能力が高いとは言え、防御面でのステータスが神に勝る訳ではありません。また、同じ継戦能力の高い運命神デッキと違い、能動的に攻撃を仕掛けなければ回復しないのも注意です。
味方の前に立って攻撃を受け止める壁役(タンク)ではなく、敵の視界や意識の外から素早く近づき、致命的な攻撃を与えるアサシンとして動きましょう。
・あとがき
以上です。いかがでしたか?
今回は一番最初のデッキ紹介で、自分が使っているデッキということもあり、力が入ってしまいました。
そのため、やや長文になっております。読みづらかったら申し訳ありません。
今後もデッキ紹介は続けていこうと思いますので、もしよろしければ「こうすると読みやすい」、「ここは読みづらかった」などがあれば是非コメント、リプライなどをよろしくお願いします!